化学品事業機能商材部門ニュース

 TioTio PREMIUMデルタ株に対する効果確認 洗濯10回後も高い効果 ~繊維ニュース~

新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)以降、日常的な感染症対策が不可避となり、マスクなどの着用も必須となっている。そうしたニューノーマル(新常識)における繊維製品の新たな定番加工として抗ウイルスや抗菌、制菌など衛生加工がある。素材・加工剤メーカー、機能を客観的に確認する検査機関が果たす役割は一段と大きくなる。
新型コロナ禍を契機に注目が集まった衛生加工、特に抗ウイルス加工は機能の高度化が進む。加工剤でも、株式会社サンワード商会のハイブリッド触媒「TioTio PREMIUM 加工(ティオ・ティオ プレミアム)」は、今年春に新型コロナウイルスに対する効果を確認したのに続き、今秋には変異株(デルタ株)に対する抗ウイルス効果も確認した。日本繊維製品品質技術センター(QTEC)で、ハイブリッド触媒「TioTioプレミアム加工」を施したポリエステル100%繊維素材が、洗濯10回後もデルタ株を99.9%以上減少させることを確認。今後も順次、変異株に対する効果確認を進め、さらなる性能向上にも取り組む考え。ノンエンベロープ型にも効果を発揮するための研究開発なども進める。繊維ニュース(11月25日)特集「抗ウイルス・清潔・衛生」~新常態の定番加工に~に掲載されました。

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