株式会社サンワード商会のハイブリッド触媒「TioTio PREMIUM 加工（ティオ・ティオ プレミアム）」で加工した、ポリエステル100％繊維素材および不織布について、新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）変異株（オミクロン株）を用いた抗ウイルス性試験を実施した結果、抗ウイルス効果があることを確認した。日本繊維製品品質技術センター（QTEC）において、JIS L 1922 繊維製品の抗ウイルス性試験方法を準用し、ハイブリッド触媒「TioTioプレミアム加工」を施したポリエステル100％生地で試験をした結果、原布（洗濯0回）のみならず、耐久性試験（洗濯10回後）においても抗ウイルス活性値が「3.6以上」、つまり製品上の新型コロナウイルスの数が「99.9％以上減少」することが確認された。同様の試験を不織布においても実施した結果、抗ウイルス活性値が「3.0以上（≧3.0）」、つまり製品上の新型コロナウイルスの数が「99.9％以上減少」することが確認された。
これまでに新型コロナウイルスの従来株、変異株（デルタ株）に対する抗ウイルス効果の有効性を確認しており、現在主流となっている変異株（オミクロン株）に対する抗ウイルス効果も確認することができた。ワクチン接種などの医療とは異なる“非医療”によるウイルス感染防御も重要な対策といえる。信用情報（4月6日）に掲載されました。