株式会社サンワード商会のハイブリッド触媒「TioTio PREMIUM 加工(ティオ・ティオ プレミアム)」は、今年4月、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する効果が確認された。日本繊維製品品質技術センターでハイブリッド触媒「TioTioプレミアム加工」を施したポリエステル100%生地について、新型コロナウイルスを用いて抗ウイルス性試験をしたところ、99.9%以上減少させる結果が出た。今年春には抗菌製品技術協議会が定めた抗菌性・安全性・適切な表示の三つの基準を満たしたSIAAの認証を取得。コロナ禍以降、様々な分野から引き合いが増えている。
今後、フィルムや樹脂への加工を開発、さらに用途が広がると見ている。新型コロナウイルスのデルタ株に対する試験も予定している。繊研新聞(8月31日)に掲載されました。
2021年08月31日